ミツバチの活躍に期待！今年もいちごハウスの活動がスタート！

Nov 14,2023

こんにちは！
もう11月になり、冬の気配を感じる季節になってきましたね。
この時期、ミツバチたちは冬に向けての準備を進めていますが、一方でいちごハウスのミツバチたちも頑張って活動中です！
今年は10月も気温が高く少し遅れ気味でしたが、ようやく全てのハウスにミツバチを届けることができました。

ハウスでは、ミツバチたちが美しい形の実を作るお手伝いをしてくれます。
いちごの花には100本以上の雌しべがあり、ミツバチが花から花へと移動する際に花粉を雌しべに運んでくれます。一つの花に10回以上訪れることで、形のきれいな実がなり、品質の低下や収量の減少を防いでくれます。

そんなこともあり、ミツバチたちが担っている役割はとても重要です。
しかし、いちごの花が開花した日にはまだ花粉が出ておらず、実際に受粉できるのは開花から2日目以降になります。
また、開花から5日目を過ぎると雄しべも雌しべも質が低下し、形の悪いいちごが多くなる傾向があります。だからこそ、いちごの受粉は開花から2日目～4日目の間に行う必要があります。

全ての花に絶妙なタイミングで受粉を行うのは難しいことですが、私たちはミツバチたちの様子を定期的にチェックして、最大限役割が果たせていけるように意識しています。

これも、自分たちでいちご栽培をする中で考え方が変わってきたことの一つです。ミツバチたちがいることで、私たちの食も成り立っている。今日もミツバチに感謝です！

私たちのいちごハウスの様子！順調に育っています！