“未来につながる養蜂業”を目指して
多島美を望む瀬戸内海に浮かび、600メートル級の山々が連なる島、周防大島に私たちの養蜂場はあります。
豊かな自然と瀬戸内の穏やかな気候の恩恵を受け、春から秋にかけて様々な草木の花が咲きます。
色鮮やかに咲く花と花の間を元気に飛び回るミツバチ。
約30日間の短い生涯に集める蜜はティースプーン1杯分。
沢山の蜂たちから少しずつ分けてもらった蜜は大切に皆さまのもとへお届けいたします。
私たちは自然から採れた蜂蜜に余計な手を加えずそのままをお届けしています。
採取場所や季節などによって変化する香りや味わいを通して、島の恵みや季節の移り変わりを感じていただければ幸いです。
自然環境や天候の変化と正面から向き合い、自らの手で採った蜂蜜だから自信を持ってお勧めできます。
PROFILE
- 2010.3
- 父の故郷である山口県周防大島に妻と共に移住。岩国で養蜂家を営む両親の元で養蜂の基礎を学ぶ。
- 2011.4
- 笠原養蜂場を開業し、「道の駅サザンセトとうわ店」をオープン。
- 2016.4
- 周防大島町三蒲に「ショップ&カフェ KASAHARA HONEY」をオープン。
- 2017.3
- 契約満了に伴い、「道の駅サザンセトとうわ店」を閉店。
- 2017.5
- ショッピングサイトを開設。
- 2017.8
- 株式会社 KASAHARA HONEYとして法人化。
周防大島で養蜂を始めて、ミツバチと共に歩んできた10年間。
毎年のように変化する環境の中で、この仕事の奥深さ、やり甲斐、喜びを日々感じています。
しかし、この島で養蜂を続けられているのは、豊かな自然と、それを守ってきてくれた地域の方々のおかげです。
私たちは、その恩返しとしてこの自然環境を次世代に引き継いでいく「使命」があります。
かけがえのないパートナーであるミツバチと、皆さまに“ひと口で幸せ”と思ってもらえる「はちみつ」をつくること。
そして、地域の資源を生かし、守っていく、“未来につながる養蜂業”を目指して、今後も努力を継続していきます。
笠原隆史・亜裕美